まちのおとレポート

みんなの参加で「小さな森」を守り育てる(まちのおと協働事業報告)

「新川崎ふれあい公園」の一角にある「体験の森」は、市民と育てた“どんぐり苗木“を植樹して 10年、どんぐりから「小さな森」に成長し、自然体験の場としての活用を図っています。区民に「体験の森」を知ってもらい「みんなの参加で「小さな森」を守り育てる」環境意識を高めていきたいと体験イベント「体験の森で遊ぼう」を10月16日(土)に開催しました。

「体験の森」内を探検しながら、9種類の葉っぱの樹を見つけるネイチャーゲーム「葉っぱビンゴ」に親子70人が挑戦。「これ面白―い」と子どもたちの声が飛び交い大好評でした。2回も挑戦したお子さんもあり、ビンゴ賞の貨物グッツをゲットして大喜びの子どもたちでした。作製した「樹木ネームプレート」が大活躍して、子どもたちの樹木への興味・関心を育てる場となりました。

また、ワークショップ「森の恵で工作」には、親子30人が参加して木の実や枝、水源地の間伐材などを材料に「自分だけの”宝物“」を作りました。森の恵に触れ癒される時間となりました! 「苔玉づくり」には、小学生・大人10人が参加され、秋を感じる素敵な苔玉が完成しました。イベント会場は家族連れで賑わい、110人が体験企画に参加され、大人も子どもも自然とふれあい楽しい一日でした!

会場では作成したリーフレットにより「みんなでつくる新川崎体験の森」の活動を区民に知ってもらう機会となり、イベント参加の2家族より「森づくりサポータ」への参加希望がありました。

幸区は、市内で最も緑が少なく、学校農園がなく、園庭のない保育園も急増しています。
私たちは「体験の森」が、誰でも土や植物に触れ、生き物と出会い、四季を感じ心癒される場となり、また、自然への興味・関心を深めて、自然と暮らしとのつながりを学ぶ「環境体験学習」の場として活用を図り、みんなの参加で「小さな森」を守り育てていきたいと思います。
これをきっかけに森づくりに興味をもって、活動のサポータになってくれる人が増えたらうれしいです。

 

報告:NPO法人 幸まちづくり研究会(2022年3月)
メール:s.machiken@rainbow.plala.or.jp
ホームページ:https://s-machiken.wixsite.com/welcome

 

 

 

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